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また、落合陽一さんの素晴らしい本に出会うことが出来たので、ご紹介いたします。

サブタイトルは、~これからの世界をつくる仲間たちへ~ということで、落合さんから「変わり続けていこうよ」というメッセージが込められた内容です。

これからの時代の生き方や働き方を学びたい方におすすめの本でございます。

序章

序章では、これからの世界では、真の意識高い系であるクリエイティブ・クラスになることが重要であることが述べられています。

クリエイティブ・クラスとは、機械では代替されにくく付加価値の高い能力を持った人材のこと。

「AIによって人間の仕事が無くなる」という話、最近よく耳にしませんか。

これからは、AIやコンピューター、要するにシステムが得意なことと人間が得意なことの違いを考えることが大切だと落合さんは言っています。

そして、システムになくて人間だけにあるもの、それは、

モチベーション」であると説いています。

確かにそうですね。コンピューターには、「何かをやりたい」とか「こういう社会を創りたい」など、主体的に考えることは出来ません。

モチベーションを持ってコンピューターをツールとして使う「魔法をかける人」になるか、あるいは、「魔法をかけられる人」のままになるのかを説いています。

要するに、落合さんは、モチベーションがないなら、システムに使われる側の人間になってしまうよということが言いたいんだと思いました。

第一章 人はやがてロボットとして生きる?

さらに、ホワイトカラーに代わるクリエイティブ・クラスになるためには、「勉強」と「研究」の違いを理解しなければならないと説明されています。

ホワイトカラーは、本などを読んで勉強することで仕事の処理能力などを上げるまでだが、さらに新しい問題を解決するのが研究である。それが出来るのがクリエイティブ・クラスであると書かれています。

たしかに、本を読むと何だかレベルが上がり、出来る人間になった気になっちゃうことあります。

でも実際にはあまり変わっていなかったりしますよね。

第二章 いまを戦うために知るべき「時代性」

これからは、自分が解決したいと思う小さな問題を探すことが大切で、それが自分には気になって仕方がないという問題であれば、そのこと自体が「好きなこと」や「やりたいこと」ではないのかと。

確かに、「好きなことして生きていこう」と言われてもなかなか簡単には見つからないですよね。それこそ趣味を仕事にしたりしても本当に上手く行くのかと不安になりますしね。

さらに、ここがとても重要だと思うのですが、その「好きなこと」「やりたいこと」を5つの問いに投げかけてみようと。

  1. それによって誰が幸せになるのか。
  2. なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれが出来なかったのか。
  3. 過去の何を受け継いでそのアイディアに到達したのか。
  4. どこに行けばそれができるのか。
  5. 実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか。

この5つの問いにまともに答えられれば、そのテーマには価値があるとおっしゃっています。

ここで一度私のテーマの一つ「ウォーキングサッカーの普及」を試しに問いかけてみますね。

  1. まだそれを知らない日本の住人
  2. それが発足されてから間もないから
  3. サッカー、フットサルを高齢になっても安全に出来るスポーツとして
  4. 自分で環境を創る
  5. 認知度がとにかく低いので、それをより多くの人に伝えることはそれなりに出来るが他の人が到達しにくいとは言えない

ということで、5、実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか。に対する答えがやや弱いですね。

でもここは、自分ひとりではなくて、みんなで力を合わせていけばよいのかなと思ったりしました。

また、必ずしも成功することが幸福であるということではないとおっしゃっています。

ですよねー。人間は、きっと欲深いので、成功したらしたでもっともっとと上を目指したり、または堕落したりしちゃいますよね。

私の座右の銘のひとつでもある「道こそゴールだ」という言葉があるのですが、それは、ゴールまでの道のりが素晴らしいんだ、生き甲斐なんだということを表現しています。

要するに、「好きなこと」や「やりたいこと」に夢中になっている瞬間が一番の幸せなのではということですね。

例えば、この本もそうでしたが、素晴らしい本に出会えて、読んでいる時間がとてもワクワクして幸福を感じますが、読み終えると何だかさみしい気持ちになります。

ゲームも同じで、クリアしたことよりもそれに向かって努力しているときが一番楽しくないですか。

そして、このようなテーマを見つけたら、それを仕事と生活を分けて考えるのではなく(ワークライフバランス)、生活するように働き、働くように生活するというように仕事と生活に線引きせずに生きていくことを推奨されています(ワークアズライフ)。

いや、そんなの無理じゃないと思ってしまいますよね。

わたくしごとですが、実は、2021年春に28年間勤めあげた?会社を退職して、ワークアズライフの実現に向けてチャレンジする予定です。

自信はあまりないですが、強い気持ちだけはあるので、コツコツやっていきます。

その無様になるかもしれない有りさまをこちらのブログでも随時報告していきますのでお楽しみに。

ということで、かなりざっくりとした説明でしたがいかがだったでしょうか。

落合さんの本は、一度読んだだけではなかなか理解できないので、今後も何度も読み返して深いところまでたどりついて同化できるレベルまで達したいと思っています。

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