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根拠のない思い込みで話したりしていませんか?

はい、私はしちゃっていました。年を取るごとに、今までの経験に基づいて安易に判断することが増えてきますよね。

少なくとも、私は、年々、そういう傾向が強まっている気がしていました。

でも、同時に、本当にそうなのかな? 実は、間違っているんじゃないかな、という疑問視する自分もそこにはいたのです。

そんな自分を変えたいという思いが通じたのか、目の前にこの本が現れたのです。


冒頭、13の質問で始まるのですが、私が正解できたのは、たったの3つ。

しかも全問3択式のクイズにも関わらずですよ。

著者には、チンパンジー以下だと指摘を受けました 笑

確かに、サイコロの出目決めたほうが良いかもしれません。

ここだけの話ですが、正解した3つの質問のうち、知識があり、自信を持って答えられたのは、恥ずかしながら、ひとつだけでした。

この本のサブタイトルにもある通り、「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」を身につけたいと思いました。

そして、今回は、その10ある思い込みの中からひとつを取り上げてみます。

・犯人捜し本能を抑えるには

何かの問題が起きたときに「誰かを責めれば物事を解決する」ということってありませんか?

みなさんも職場などで経験したことありませんか。

例えば、お客からクレームを受けたときに、対応したものを特定して、叱りつけるみたいなこと。

これだと、その部分は改善されるかもしれないけど、その裏に隠れた根本的な問題には気付けないですよね。

・犯人を捜すより、システムを見直そう!

これって、キングコングの西野さんもいつもおっしゃっています。

問題が起きたら、人ではなく、システムの不備なので、特定して誰かを怒らないみたいなことですよね。

確かに、この思い込みって、とても危険。なぜならば、その失敗や間違いはおそらくわざとやっているわけではない。それを頭ごなしに注意するとそのひとのやる気を著しく低下させます。

また、何か新しいことを提案したり、取り組んだりするチャレンジ精神を根こそぎ奪うことになりかねません。

これって、会社はもちろん、家庭など、あらゆるところでも起きることですよね。

結果的に、そのチーム、コミュニティーやファミリー全体の結束力やモチベーションなど様々なところに悪い影響を及ぼしてしまうでしょう。

この思い込みは、特に気をつけないとですね。

ということで、今後は、犯人ではなく、原因を捜すようにして、どこが問題なのかを明らかにして、問題解決に取り組むようにしていきたいと思います。

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こんにちは。千葉県市川市にてウォーキングサッカーの普及活動をしている渡辺敏弘です。

早速ですが、読んだ本をブログで紹介するのって難しくないですか?

この本を読むまでは、読書した際にノートにメモった内容を順番に書いていただけの中途半端なダイジェスト版みたいな感じで、なかなかしっくり来ていませんでした。

そこで出会ったのがこちらの本。

「アウトプット大全」で読書本の感想の書き方を学ぶことが出来ました!

この本からは、インプットしているだけではだめだよ、合わせて、アウトプットもしないとほんとうの意味での学びになならないということを教えてくれます。

ちなみに、インプットとは、「読む」「聞く」こと。アウトプットは、「話す」「書く」「行動する」ことで定義されています。

とても多くの学びを頂ける素晴らしい本ですが、今回は、読書感想を書くことに絞って学んだことを書きたいと思います。

☆読書感想テンプレート

まずは、一冊読んだら、次の読書に行かずに、すぐ感想を書くということ。

そして、その書き方についてのアドバイス。読書感想テンプレートを使って書きましょうということが記載されていました。

このテンプレートに沿って書いていきましょうとのことですね。

【基本形】

  • ビフォー、、、この本を読む前の私は〇〇でした
  • 気づき、、、この本を読んで私は△△について気付きました
  • TO DO、、、今後、☓☓を実行していこうと思います

上記の基本系にそれぞれ一行ずつ文を書いて、それに肉付けしていく。

【3行構成】

  • ビフォー、、、私は、ものすごく緊張しやすい性格
  • 気付き、、、適度に緊張したほうが集中力もパフォーマンスも高まる
  • TO DO、、、まず「深呼吸」からやってみる

と上記の3行構成にこのブログ記事を当てはめてみますね。

  • ビフォー、、、読書本の内容をそのまま書いているだけだった
  • 気付き、、、アウトプットの仕方に問題があった
  • TO DO、、、テンプレートを用いて、一冊読んだらすぐに読書感想を書く

今までは、何冊読んだ、人気のこの本を読んだ、など表面的な部分で満足していました。

しかしながら、読んだ本の内容を聞かれるとうまく説明することが出来ませんでした。

これは、読んだだけで、1ミリも勉強にはなっていないのではと不安になっていました。

#3ミリくらいは残っていることもある

そんなところに、まさに、目からウロコ、そして、今後は、水を得た魚、のごとく、一冊読んだら、即、読書感想を書くようにしていきたいと思います。

それにしても、樺沢先生の本はどれも読みやすくて、とても学びが多いです。ありがとうございました。

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「嫌われる勇気」岸見一郎、古賀史健 

こんにちは。千葉県市川市にて、ウォーキングサッカーの普及活動をしている渡辺です。2021年春までは、都内でサラリーマンもしています。

ということで、私事ですが、残り約2ヵ月で28年間勤めていた会社を退職することになり、その後、何をしていいのか迷っているところに、またまた、私の人生に多大な影響を及ぼすであろう良本に巡り合えました!

200万部を超える大ベストセラーなので、タイトルを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

私もその存在には薄々気づいておりましたが、その時は、手にする勇気がなかったのかもしれません。

で、ネタバレにならない程度にざっくりと説明していきますね。

内容としては、心理学の三大巨頭のひとりである、アルフレッド・アドラーのアドラー心理学について、対話形式で非常にわかりやすく展開されています。

アドラー心理学を研究している教授とそれについてなかなか理解することが出来ない生徒との問答の形のため、読書している方が疑問に思っていることを生徒が質問してくれるので、とても理解しやすいのです。

きっと、心理学を直球で説明されてもなかなかスムーズに頭に入ってこない方へは特にお勧めします。

そして、何を目指している心理学なのかをひとことで言うと、

どうすれば、人は幸せに生きることができるのか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な答えを提示するのがアドラー心理学です。

1、トラウマを否定せよ

アドラー心理学では、トラウマなるものは存在しない。それは、トラウマではなくて、そうしたくないために、感情を自ら作り出しているのだという考え。

2、すべての悩みは対人関係

たしかに、たしかに。よく考えてみると、会社なら従業員同士、家庭なら親子、兄弟、親戚、またはご近所との人間関係での悩みがほとんどかもしれません。

そこで、アドラーは、対人関係において悩まないようにするために下記を説いています。

  • 劣等感は主観的な思い込み
  • 人生は他者との競争ではない
  • われわれは同じではないけれど対等
  • いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ価値がある
  • 非を認めることは負けじゃない

興味深い言葉の数々ですよね。

具体的な行動面の目標として二つ挙げられています。

①自立すること→わたしは能力があると意識する

②社会と調和して暮らせること→人々は私の仲間であると意識する

アドラー心理学は、他者を変えるための心理学ではなく、自分が変わるための心理学であるという点がとても重要に思えます。

きっと、他人を変えるとこは出来ないけど、自分を変えることは出来るし、自分が変われば他人も変わるかもしれないということだと考えます。

3、他者の課題を切り捨てる

対人関係の悩みを解消するには、その悩んでいる課題を自分と他者に分離して考えることが大切だと説かれています。

そして、他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させないことが大切であると。

4、世界の中心はどこにあるか

対人関係のゴールは、他者を仲間だをみなし、そこに自分の居場所があると感じられること。

これは、幸福なる対人関係の在り方を考える、もっとも重要な指標。

そして、その在り方(行動や考え)とは、こちらになります。

  • より大きな共同体の声を聴け
  • 叱ってはいけない、ほめてもいけない
  • ここに存在しているだけで価値がある
  • 人は「わたし」を使い分けられない

5、「いま、ここ」を真剣に生きる

いよいよアドラー心理学の神髄(勝手に私が思っているだけかもしれませんが)である「いま、ここ」。

それは、人はいま、この瞬間から幸せになることが出来るということです。

幸福とは、貢献度であるということを強く説いています。

そのためには以下の三つが重要です。

①自己受容

→肯定的なあきらめ、、、「変えられるもの」を「変えられないもの」を見極める

②他者信頼

→他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけない

③他者貢献

→「わたし」を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそなされるもの

さらに、「いま、ここ」に強烈なスポットを当てよ!と言っています。

→いまできることを真剣かつ丁寧にやっていくとこが何より重要なことだと。

そして、人生における最大の噓、それは「いま、ここ」を生きないことだとも。

最後に、一般的な人生の意味はないとも言っており、「人生の意味は、あなたが自分自身にあたえるものだ」と締めくくっています。

☆まとめ☆

あくまで私の解釈になりますが、アドラー心理学とは、「どうすれば、人は幸せに生きることができるのか」という問いに対して、勇気を持って「いま、ここ」を真剣に生きて他者に貢献することであると考えます。

これから、私自身、退職後、転職するのか起業もしくは個人事業を展開するのかは別として、このアドラー心理学の教えを忘れない、そして体に染み込むほどに読み込んで、今後の人生の指針として活用していきたいと思います。

加えて、この心理学のことをまだ知らない方に届けられたらどれだけ楽しい社会になるんだろうとワクワク致します。

また、続編の「幸せになる勇気」もこのあと読む予定ですので、そちらもご紹介しますね。

※後日、幸せになる勇気を読みました!→【室長ブログ|幸福な人生を歩んでいくためのコンパスを手に入れた!?】

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