皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会 準決勝の2試合を観戦
2022年1月5日晴れ、気温は5℃
自宅の千葉県市川市からは車で約3時間(高速道路不使用)、みんみん江曽島店からは10分弱でした。
当日は、スタジアムから近い北第一と北第二駐車場は関係者専用のため、北第三にチャレンジしたら、あっけないほどスムーズに入れました。
他の駐車場は地図で見る限りかなり離れているのでラッキーでした。
明るいうちは良いですが、暗くなったら何も見えなくなりそうで怖いですよね。
こちらの駐車場は2~6時間で200円なのでOK牧場。
外から観ると屋根付きドームのようで立派な建築物です。
しかも調べてみると2020年の7月に開場したばかりの出来たてホヤホヤ。
まずは、外階段で2階に上がって、総合案内所探し。
案内板によるとメインスタンドが駐車場とは真反対側だったので、ぐるっと半周。
当日の入場券はおとな1,500円ですが、JFAの指導者や審判員などのライセンスホルダーはこちらの案内所で証明書を掲示すると無料で招待券を頂けました。
JFA様いつもありがとうございます!
しかも2試合とも観させて頂いて0円。
今期も指導者と審判員のライセンスをしっかり更新料をお支払い致しますw
そのあと、検温やアルコール消毒及びアンケートなどの新型コロナの感染対策を終えて中に入ると、そこには素晴らしい客席が広がっておりました。
そうそう、栃木と言ったら、いちごだよねー
これでサッカー専用スタジアムだったら更に最高なのになあといつも思ってしまうのは私だけでしょうか?
高校サッカーと重なって使えないのかもしれないが、NACK5やフクアリの方が新たなファンが増えると思います。
まあ、お金払っていないので大きな声では言えないので、このくらいにしておきます。
ちなみに「カンセキスタジアムとちぎ」の収容人数は25,000人ですが、今回は10,000人までとして、バックスタンドと2階席は不使用でした。
天気は晴れでしたが夜にかけて気温は氷点下まで下がるかもしれないとのことでしたので、防寒対策を出来る限り実施。
背中と靴下に貼ったホカロンがかなりの威力を発揮してくれましたが、座った時のおしりの寒さを防げず、前半早々に、着席による応援は断念して、後ろの通路で立ち見で観戦しました。
ベンチコートを着ている人が暖かそうで羨ましかったです。
私は普通の人と比べて、寒さに弱いのであくまで参考にしてください。
当日の防寒着は以下のとおりです。
- ニット帽
- ネックウォーマー
- 手袋
- ダウンジャケット
- 裏起毛スタジャン
- 裏起毛トレーナー
- 極暖長袖
- 裏起毛スウェットパンツ
- 屋外作業用ロングタイツ
- 屋外作業用靴下
1、第一試合「三菱重工浦和レッズレディース」対「セレッソ大阪堺レディーズ」
現在は、浦和がWEリーグ、セレッソがなでしこリーグと分かれていますが2020年シーズンは両者とも同じ「なでしこリーグ一部」で戦っていたチーム。
その時の戦績は、1勝1分でセレッソが勝ち越していましたが、WEリーグが発足して両チームともにメンバーがかなり変わっているので参考までに。
試合序盤は相性の良さからか、セレッソが4-3-3のスリートップとインサイドハーフでテクニカルなパスワークからボールポゼッションでやや攻勢。
それに対して、浦和は、4-4-2で、菅澤、猶本のツートップから、ベンチからの指示なのか、選手間でのコミュニケーションなのかは不明だが、臨機応変に4-2-3-1に変更して、2列めの猶本、水谷、塩越が激しくポジションを替えて対抗すると徐々に地力に勝る浦和が主導権を取り返す展開。
浦和のディフェンスラインと中盤のプレッシングとフィジカルの強さに途中からセレッソは思うようにボールを回せずに圧倒的な浦和ペースに。
後半、これに我慢しきれずに、柴田選手をペナルティエリア内で倒してしまいPK献上。
しかし、菅澤選手のPKをセレッソのゴールキーパーが好セーブで止めたのです。
1点を取るために、さらに激しくなる浦和の攻撃に絶えきれず、またもやペナルティエリア内でのハンドリングによるPKに。
次は誰が蹴るのかなと思ったら、まさかの菅澤選手。
この展開は予想していなかったので観てるこちらの方がドキドキしちゃいましたw
外したら菅澤選手立ち直れないんじゃないのかなと思っちゃいました。
が、余計なお世話でした。
2度めのPKを難なく決めて浦和が77分に先制。
菅澤選手の強心臓とチームメイトからの厚い信頼を感じることが出来て、とても素敵なシーンでした。
その後もほとんどセレッソにチャンスらしいチャンスを作らせずに、1-0で浦和の勝利。
決勝進出が決まりました。
それにしても皇后杯の浦和は何か雰囲気が違います。
それは、菅澤選手がヒーローインタビューで言ってたのですが、昨年の決勝で日テレ・東京ヴェルディベレーザに負けての準優勝だったのです。
そうなんです!
チーム一丸となってリベンジに燃えていたのです。
この試合の入場者数は、783名。
平日の午後4時キックオフにしては結構入った方ではないでしょうか。
2、第二試合「ジェフユナイテッド市原・千葉レディース」対「日テレ・東京ヴェルディメニーナ」
第二試合は、午後7時キックオフ。
徐々にですが気温が下がってまいりました。
か、風が冷たい!
冷気が突き刺さってくるー
試合開始まで1時間と少しあったので温かい物をゲットしにいくことに。
事前にネットで調べたときはスタジアム内や周辺に飲み物の販売が無いとの情報でしたので熱いしょうが紅茶を水筒に入れていきました。
しかしながらラッキーなことに、スタジアム内にお店が2つとエントランスを出てすぐのところにキッチンカーが5台も来ていてかなりの充実ぶりでした。
美味しそうなスタグルがありましたが何も無い前提で、直前に、みんみんで餃子をたらふく食べてきていたので食べ物は胃袋が欲していませんでした。
そして選んだのがこちらの「ふわふわたまごの自家製スープ」税込300円。
冷めないように蓋をしてくれたおかげで、アッツアツのウマウマ状態で美味しく頂くことが出来ました。
たまごもたっぷり入っていて最高!
やっぱり専門店はクオリティが違いますな。
次回はオムライスが食べたいです!
そんあこんなでキックオフ!
試合開始時の気温は2℃。寒い!
2試合目も最初から気合の立ち見。
体を少しでも冷やさないように足踏みや左右にステップを踏みながらの観戦。
長時間の着席は腰に悪いので一石二鳥ですね。
むしろ立ち見席を用意してほしいくらい。
加えて、立って観ていると監督になった気分も味わえるので一石三鳥でしたw
とくだらない事を言っているのもつかの間。
何とキックオフしてから8分後にペナルティエリア内での混戦から千葉の鴨川選手がゴール!
中盤の選手ですが本当にシュートが上手い。
WEリーガーの中でもシュートスキルは一番じゃないかな。
そのゴールに繋がったのは、千葉の前線からの猛烈なプレッシング。
メニーナは中高生のチームだが個人のテクニックは抜きん出ているチーム。
キーパーからのビルドアップをしっかりしてパスを回していくポゼッションスタイル。
準々決勝でも圧倒的なテクニックとスピードで主導権を握り、WEリーグの大宮に4-0と圧勝している凄いチーム。
スピードとテクニック、そしてチームワークは今大会間違いなくトップレベル。
キックオフ直前の円陣でのパフォーマンスが、カワイイので要チェックです。
ただ、そんなメニーナをしっかりと分析して戦術に落とし込んでくるのが千葉の猿澤監督。
両サイドバックを高い位置に置くメニーナに対して、千葉のワントップとツーシャドーの3人がメニーナのキーパーとセンターバック2人に襲いかかったのです。そ
そして、サイドバックには、千葉のウィングバックがしっかり行くのです。
これにはさすがのメニーナもなかなか効果的なパスをつなぐことが出来ずに苦戦。
バックパスで逃げるしかありませんでした。
そそこを千葉が狙い通りの先制点を決めたのです。
その後は先制点を取った千葉はややプレスを弱めたので、いつも通りメニーナが一方的に攻め続けて惜しいチャンスを何度もつくるものの、5-4-1の守備ブロックを作った千葉の牙城を崩せずにタイムアップ。
これで決勝戦は、千葉と浦和に決定。
両チームともに皇后杯は無失点とお互いに守備が強固になってきている印象。
ちなみに昨年10月に行われたWEリーグ第7節の両チームによる試 対決は、ホームの千葉が2-1で勝利しています。
勢いに乗っている千葉と昨年の雪辱に燃える浦和。
決勝戦は、2月27日の日曜日にに京都にある「サンガスタジアム by KYOCERA」にて午後2時キックオフ予定。
これは何としてでも観に行きたい!
しかしながら、まだチケット情報などが発表されていないようなので後日検討したい。
オミクロン株の影響が出なければ良いのですが、、、
結果的にWEリーグのチーム同士の決勝戦になって内心ホッとしている。
万が一、準決勝で千葉と浦和が負けて、セレッソとメニーナの決勝になっていたらWEリーグの威信が揺らぐところだった。
WEリーグファンとしてはドキドキもんでした。
ただし、まだ昨年の9月に始まったばかりのため仕方ない部分はありますが、プロサッカーチームとして、試合内容では負けないようにレベルアップが望まれる部分はあると思うので、ぜひ改善して欲しい。
セレッソとメニーナはとても良いチームでしたし、特にメニーナの選手たちを見ていると今後の女子サッカーに明るい未来を感じることが出来ました。
そして、千葉と浦和にはWEリーガーとしてのプライドをヒシヒシと感じるプレーを随所に見せてくれました。
ファンタスティック!
決勝戦はどちらが勝つのか誰も予想できないので楽しみでしか無いです。
以上、ウォーキングサッカーJWS代表の渡辺敏弘でした。
Thank you for your time today.
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