会社を辞めると、その後の選択肢としては、ざっくり分けて2つあります。
転職するか、それとも、起業するか。
もちろん、この他にもフリーランスやフリーターなどもありますが、今回は、この2つに絞って考えてみたいと思います。
【ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく】堀江貴文
今から約7年前の2013年に出版された本ですが、学びが多かったのでご紹介します。
また、堀江さんのことをよく知らない方もこちらを読めば理解できる内容ではないかと思います。
『自由と責任は必ずセット』
私は、29年近くサラリーマンをしていましたが、年々、職場での窮屈さを感じるようになっていました。
若い頃はただ、がむしゃらに働くだけでも十分楽しかったのですが、年齢を重ねてくるとこのままで良いのかと自問自答することが増えてくるのです。
それは、そのまま、昇進して、最終的に取締役などまで駆け上がれば良いのかもしれません。
しかしながら、全員がなれるわけではありません。
するとこれ以上は、昇進をすることが出来ないと自覚するタイミングがやってきます。
でもやる気を失ったわけではないので、もっと会社を良くしようと色々と考えて、提案するものの、採用されたりすることは多くありません。
そこで、気付いたことがあります。
あくまで私の勤めていた会社のケースですが、中間管理職のほぼ全員がもっと上の役職になりたいと思っているのです。
この事自体は、当然ですし、悪いことではありません。
但し、ドラマなどでも見られるように、他の誰かの手柄を阻止する、要するに「出る杭は打たれる」ような状況になることがあります。
それは、当然というか、決められた数の役職を奪い合う椅子取りゲームだとしたら致し方ないのかもしれません。
でも、これって会社のためにはなりませんよね。
そうなってくると、誰かの失敗を他の人に広めたり、みんなの前で誰かを叱責したりして、相手を陥れて、自分のポジションをキープ、安定することを目標にする人も出てきたりします。
こうなるとその周りの雰囲気が淀みだして、社内の風通しが悪くなるため、徐々に業績にも影響が出始めます。
そして、私が思ったのは、きっとどの会社に入っても多かれ少なかれ、このような状況になりやすいのではないかということです。
もちろん、そんなことは全く無いという優良企業もあるかとは思いますが、確率的にはかなり低いのではないでしょうか。
しか、私は、すでに52歳。
このような不安を抱えたまま、転職して「やっぱりそうだよね」というようなことをやっている時間はないのです。
もっと自由に生きたい、働きたいと強く思っている自分。
そんな自分に堀江さんの「自由と責任は必ずセット」という言葉が目に飛び込んできました!
ありがとうございます。
また、「責任を自分で背負うからこそ、自由でいられるのだ」と。
そうなんです。働いていた自分が大きな責任を果たしていなかったから自由では無かったということです。
要するに無責任な仕事をしていたということ。
違う言い方をすると、大した責任を追わないくせに、口先だけで偉そうなことを行っていたということだと思います。
繰り返しになりますが、今後は、「自由と責任は必ずセット」という言葉を胸に、大きな責任が自分に課されるような仕事を選んでいきたいと思います。
逆に言うと、楽な仕事、考えなくて良い仕事、そして、責任を追わなくて良い仕事というのは、自由にはなれないということです。
それを踏まえた上で、転職にせよ、起業するにせよ、今後の自分のやるべき仕事を選ぶべきだということがわかりました。
また、忘れないように、仕事選びの指針を示しておきます。
- 指示待ち仕事はやらない
- 自分次第で収入額が大きく変動する仕事を選ぶ
- 自分で考えたことが表現できる仕事にする
以上、ウォーキングサッカーJWS代表の渡辺敏弘でした。
【ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく】堀江貴文を楽天ブックスで購入する際はこちら。
それではまた!
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