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前回の〜川の家編〜からの続きです。

旅館は川と山の中に位置しているため、夜は虫たちの大合唱です。

かなりのボリュームでしたが、都会の電車や車の喧騒に比べれば、なんて心地いいんだろうか、などと考えていると深夜になるにつれてその鳴き声もピタリと止み、やがて静寂に包まれました。

翌日は朝から目の前の養老川のせせらぎを見に行ってみました。

流水を眺めるなんて、とても非日常的ですね。

せせらぎの動画はこちら

周りも木々が茂っていたので、マイナスイオンで癒されました!

夕食と同じく、朝食も個室にていただきました。こちらも最高でした。

絵に描いたような日本の朝ごはん。

ザ・ジャパニーズスタイルです。

アジの開きからの納豆卵かけご飯。

最近ビュッフェスタイルの所が多いですが、個人的には食べ過ぎてしまうのと面倒くさいのと落ち着かないのであまり好きではないです。

対して、個室で家族のみでの朝食。当たり前のようで当たり前じゃない。

日常のようで非日常。

家族3人で朝食食べたのはいつだったか思い出せないなぁ。

思い返すと、とても幸せな時間でした。

あと、注意事項として、こちらの旅館【川の家】は、隠れ家的な温泉なので、携帯の電波が全く届きません!

でも、安心してください、フリーWIFI用意してくれてます。

パスワードが書いてある紙がフロントにあるタッパに大量に入ってました (笑)

本当は朝から養老渓谷の滝めぐりを予定していたのですが、あいにくの天気と前々回のブログ(Part3)で出てきた家族B妹が体調不良だったので断念。

また、数年後には滝めぐりのリベンジで再度利用したい宿として記憶しました。

ということで、予定を変更して出発!

Part6へ続く、、、

前回のPart3〜養老渓谷編〜からの続きです、、、

養老渓谷駅から、いよいよ宿泊先へ向かいま〜す。

車で5分程度走ると右手に看板が、、、

国道(県道かも)から右折すると車一台しか通れないような小さなトンネルがあって、そこを抜けると左に宿が見えてきました!

今回の宿はこちらです↓

温泉旅館【川の家】

その名の通り、養老川沿いにある小さな旅館

予想通りの昭和レトロな佇まい

玄関を入るとロビーです、、渋い!

迎えてくれた女将さん?に車をどこに止めたらよいか尋ねるとその辺に適当に止めてくれれば的な対応、、、嫌いじゃないぞ!

むしろ、いい感じじゃないか!

しかも笑顔も雰囲気も◎

私たちの部屋は2階らしいのでついていくとまもなく到着

10畳と別に洗面所とトイレ付きのシンプルなお部屋。全く問題なし!

しかもウォシュレット!最高かよ!

夕飯は18時から。1時間ほどあるので、ひとまず温泉のある1階へ。

温泉は23時までで、朝は6時から10時まで。

夜と朝で男湯と女湯が入れ替わるシステム。

上の画像の右の風呂が2人でちょうど良いくらいのコンパクトなタイプ。こちらは混んでて写真撮れず。

左が洞窟温泉というタイプ。3〜4人入れて、とても気持ちいい湯加減でした。

温泉自体は、黒湯というらしく、画像のように確かにしたは全く見えないです。また、別名「美肌の湯」と呼ばれているそうで、湯上りはかなり肌がスベスベしました。

予想以上にアメニティーが揃っていて全く問題なし。掃除もしっかりされてますよ。

夕飯は部屋の目の前の別室へと移動です。

部屋から約5歩と超近い!

開けると、こんな感じで広々個室です。

レストラン、広間や部屋食より、コレが一番贅沢でとても良かったです!

従業員や他のお客さんがいないので、家族団らんを満喫出来る素晴らしい空間でした。

今回は地元千葉県にしてコスト削減したので、料理だけは奮発いたしました!

今回のコース

【美食三昧】二種鍋チョイス✖️鮑踊り焼き欲張りプラン

アワビに行く前に鮎の塩焼きや山菜などの郷土料理堪能。

あっ、エビの右横にいる鮎の塩焼きを写真に入れ忘れました。

鮎、エビと刺身を食べた時点で全て好きな味。

いやぁ、このとき既に、ビールの大瓶完飲。

酒が進んで止まらない!

部屋の近くにスタッフさんが待機してくれているので、注文するとすぐに持ってきてくれます。

だいぶ、酔いがまわってきたので、この後はレモンサワーを2杯だけで許してあげました。

話を料理に戻します。

そういえば、今回はアワビと鍋がメインでますが、さらにコレが付いてました。

重箱に入ったうなぎです。ちょっと小さめなところが丁度いい。

関東風ではなくて、蒸さないで焼く関西風のようです。

酒のつまみに最適でした。さらに家内の分を半分分けてもらいました。

そして、いよいよ本日のメインディッシュ

人生初のアワビの踊り焼きです。

始めはあまり動きませんでしたが、バターを入れると、パックンチョ!

私も子供とテンションMAX‼️

動画はこちらです。

思わず奇声をあげてしまいました。個室で良かったです。

食感も歯ごたえ十分で、とても美味しく頂きました。

続いて、イノブタ鍋です。

名前のとおり、イノシシとブタを掛け合わせた品種。

臭みが全くなくて、柔らかくて家族全員ペロリンチョでした。

どの料理も予想以上に美味しくて、満足満蔵でごわした。

あと、やはり家族で個室はとても楽しかったです。

理由としては、いつもは誰も笑ってくれない親父ギャグもウケやすいことが判明。

最高の晩餐でした!

Part5へ続く、、、

ということで、前回の鋸山近くの【漁師料理 かなや】から宿泊先であります養老渓谷に到着です。

ここで実は大きな問題と言いますか、チャレンジがあるのでした。

今回の旅行は、私の家族Aのプランに急遽もう1つの家族Bが参加したため、そのもう1つの家族Bは宿を予約してなかったのです。

ものすごくチャレンジャーな人たちです。

とにかく宿を探せなければ野宿もしくは車内泊ですよね。

でも、なぜかとてものん気な家族Bは具体的な対策は全く持っていません。

仕方ないので、私が作戦を考えることに。

ネットではすでに色々と調べましたが当然どこも満室でした。

こういう時はやはり地元の人に頼み込むのが一番かなと思い養老渓谷駅前の市原市観光協会の観光案内所へ私と家族Bのダンナと2人で行ってみました。

するとどうでしょう。フレンドリーなおじさん2人が「うわぁ、1つだけ空いてたのに。ちょうど今さっき埋まっちゃったんだよねー」とのこと。

がっくりしていると何とそこから眼鏡をかけたいかにも事務員です的な方が片っ端から宿に電話を掛けまくってくれたのです!

5件くらい断られたあたりで、家族Bのダンナにその場は任せて、駅を散策。

するとちょうど、電車が来ました!

2両編成でとてもレトロな雰囲気。

また、小湊鉄道は単線のようです。

そういえば、養老渓谷に来るのは高校の時以来2回目の訪れ。約35年ぶりでした。

同級生4人で、確か、近くのバンガロー村に一泊した思い出がよみがえりました。

みんなで夜な夜な、いかがわしい雑誌を見て興奮したことを思い出させます (笑)

そんなことはさておき、しばらくして(たぶん30分くらい経っていたと思われる)、観光協会に戻ろうとすると家族Bのダンナが白い紙切れを手にして、建物から出てくるではありませんか!何だが誇らしげな表情、、、眼鏡の奥の瞳が明らかに笑っているこれは、もしかして、、、

そうです!宿が見つかったのです!良かった!

観光協会のあの人素晴らしいです。

聞くところによるとあの後もひたすら諦めることなく電話をかけ続けてくれたそうです。

感動レベルの仕事ぶりです。本当にありがとうございました!

一泊4名素泊まりで18000円ととてもリーズナブルなホテル。ベッドは2つしかないが小学生2人なので今回は特別にオーケーとのこと。

プラスで1人千円で朝食をつけることもできるそう。

それに家族Bの奥様が熱中症になった様子だったので車内泊じゃなくて本当に良かったです。

ここで、私たち家族Aと家族Bは翌日の再会を約束してしばしのお別れ。

それぞれの宿に向かうことにしました。

Part4へ続く、、、