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仮想 日本代表 フォーメーション3-4-2-1の3バック、4ミッドフィルダーと2シャドーの1人香川選手の説明は前回までで終わりました。

次は、2シャドーのもう1人中島選手です。

とにかく、素晴らしい選手です。香川選手と同様に個性あふれるプレイヤーです。

JリーグではFC東京、Uー23 日本代表などではエースとして活躍してました。

あまり知らない方もいると思いますので、ここで中島選手の経歴を紹介します。

中島 翔哉 (なかじま しょうや) 23歳 東京都八王子市出身
  • 2012-2013 東京ベルディ
  • 2014ー2015 FC東京→カターレ富山
  • 2017~ ポルティモネンセSC(ポルトガル) 金崎選手も以前所属していたチームです

私から見た一番の特徴は、とにかくポジティブ。ここは攻撃の選手にとって一番大切だと思います。失敗を恐れず、成功するまで何度も何度も仕掛ける姿勢。見ていて楽しくなりますよね。

日本にも他にドリブルが得意な選手は沢山いますが、仕掛けが弱いというか少ないですよね。きっとテクニックは皆素晴らしいものを持っているはずです。

中島選手のサッカーに対する姿勢が違いを生んでいるんだと思います。以前のインタビューなどを踏まえて考えると日本代表で一番サッカーを楽しめる選手。ここがストロングポイントです。

ディフェンダー目線で見ると失敗しても何度も何度もくじけずにしかも楽しそうにドリブルを仕掛けけてくる選手って恐くないですか!?

たまに、楽しそうを超えて、笑っちゃってる時もあります    (笑)

しかも全く失敗を恐れてないんですよ。スーパーポジティブマン!

要するに成功するまで、諦めずにやり続ける選手なのです。

頭の中を勝手に想像すると、「うわぁ、このフェイントじゃだめか。そしたら次はあの技でいってみよう!」みたいな感じですかね。

シュートも今まで結構凄いの決めてますよ。あの小さな体からは想像できないようなシュート力です。

よくよく考えてみると何か「キャプテン翼」の大空 翼 的な匂いがしませんか。

「ボールは友達」って言いそうですよね!

余談ですが、その「キャプテン翼」毎週月曜日の深夜1:35からテレビ東京などで放送してます。私は、アニメではなくて、本でしか読んだことがなかったので、かなり新鮮です。再放送ではなくて、2018年度版として制作しているようですので、是非チェックしてみてください。

と言うことで、今回はここまで。次回はいよいよ1トップです!

前回はディフェンダーの話でしたが、今回はその前の中盤 ミッドフィルダーについてです。

ズバリ、中盤は6人!

理由は、日本らしく、つなぐサッカーがしたいからです。中盤でのビルドアップ、組立てが出来なければ、ロングボールを放り込むようなサッカーになってしまいます。これでは、日本人の体格などを考えたら、勝ち目ないですよね。

構成的には、ダブルボランチ+両ウィングバック+2シャドーといった形になります。

ダブルボランチ 大島さんと柴崎さん

ウィングバック 長友さんと酒井さん

2シャドー 香川さんと中島さん

かなり、強力だと思いませんか!

ダブルボランチの役割 一言で言うと組立てです。ディフェンスラインやウィングバックからのボールを左右にさばく、縦パスを入れる

ウィングバックの役割 敵のサイド攻撃が強力な場合は、守備の際、ディフェンスラインまでマークしながら戻る。攻撃時は、果敢にサイドを攻め上がる。

2シャドーの役割 基本的に自由に攻める。ワントップの岡崎さんは、ポストプレーも裏への飛び出しも出来るし、サイドへ流れて起点を作ることもできるプレイヤーなので、2シャドーから1トップへのスルーパスや2シャドーの2列目からの飛び出しが有効。守備時は相手ボランチの攻撃参加に気をつける。パス出しにはプレッシャーをかける。攻め上がってくる場合は、ついていく。

中盤を6人にしているので、ここの2シャドーまでは何とかボールは持ってこれますが、ここで前が向けるかどうかがポイントです。

だから、ここは、香川 真司 を入れるしかないでしょう!!!

現在、アキレス腱を痛めて、欠場が続いてましたが、ようやく練習に参加出来るまで回復してきました。

ケガをするまでのドルトムントの試合はほぼ全部テレビで観てました。サッカーセンス・ボールタッチ・パスはどれをとってもワールドクラスなのは間違いないですし、走行距離もチーム内でもトップクラスです。やはり、視点やイメージが他のプレイヤーと明らかに違うのが見ていると良くわかります。だから、ドルトムントサポーターにとても愛されているんでしょうね。

要するに、誰も予想できない決定的なプレイが出来る選手なのです。

相手ディフェンダーからしたら、こんなつかみどころのない選手がいたらさぞかし嫌でしょうね。

でも、なんでそんな素晴らしい選手をハリルは積極的に使わなかったんでしょう?

私の考えですと、きっと球際(デュエル)に問題があると考えていたんでしょう。

何故かと言うと、香川選手がイングランドプレミアリーグのマンチェスターユナイテッドに所属していた時のことです。移籍当初は、監督が当時ドルトムントで大活躍していた香川選手を引き抜いたサー・アレックス・ファーガソン氏だったので、大事に使われていました。

しかし、ファーガソン氏が監督を退任。後任でデビッド・モイーズ氏が同じプレミアリーグで指揮していたエバートンからやってきました。

すると、香川選手の出場機会は少なくなって、ベンチ要因になってしましました。

モイーズ氏のサッカーは厳密に言うとハリル氏とは違いますが、早く攻めて、サイドからクロスボールを入れるという大味な、、、、大きなサッカーでした。すると中盤での細かいパス回しが必要性がすくなくなり、クリエイティブな香川選手は出場機会を失うという流れでした。

本当にこの時は、私も試合に出れない香川選手を見ていて、悔しくて、早く監督代えてくんろ!!!!!と思っておりました。

しかも、前年優勝しているチームが、全く勝てずに1年も持たずに監督解任になったのです。

でも冷静に考えるとマンチェスターユナイテッドのやり方に香川選手はもしかしたら、あまり合っていなかったのかもしれませんね。

プレミアリーグなら、マンチェスターシティ、チェルシーやアーセナルの方がフィットしそう。

今回は、少し長くなってしまったので、このへんで、、、

前回のメンバー発表に続いて、次はフォーメーションについて考えていきます。

ズバリ、3-4-2-1 がいいと思います。

ゴールキーパー 川島さん

ディフェンダーは、3バック

左から、森重さん、長谷部さん、吉田さんです。何で長谷部さんがって思う方もいると思いますが、所属しているチームであるドイツ一部フランクフルトでも良くやっているポジションなので、全く問題ないです。むしろ、読みというか百戦錬磨のカンでギリギリのところで、相手を封じ込めてくれます。

身長あまり高くなさそうだけど、大丈夫なの?って思いますよね。

大丈夫です!身長は177㎝ですが、サッカーに身長は関係ないです。身長が関係してくるのは、空中戦になりますが、背の高いほうが有利ではありますが、ポジショニングやジャンプのタイミングさらには、体の使い方で十分戦えます。

例えば、元バルセロナのセンターバック マスケラーノ(アルゼンチン代表)は身長なんと 174センチ、元イタリア代表でキャプテンもやっていたカンナバーロは176センチと長谷部さんより低いんです。

さらに言いますと、日韓ワールドカップで我らが日本代表キャプテンも務めた宮本ツネ様 も 176センチですが、十分世界と渡り合えてましたよ!

何で3バックなの!?

ズバリ、ディフェンスの安定です。

どうして、安定するのかと言いますと、センターバックが3人だからです。

4バックだと基本的に、片方のサイドバックがオーバーラップしたときに、一時的に3バックになるので一緒のように見えますが、実際にプレーすると横にスライドしなければイケない為、対応が少し遅れます。このちょっとした遅れを見逃してくれるほど世界は甘くないです。

世界のトップチームは少ないチャンスをゴールにつなげてきますので、後手を踏んではいけないのです。

また、選手目線でイメージすると、自分がサイドバックなのかセンターバックなのかで守備に対する責任感が違ってきます。

要するに、センターバックには、オーバーラップなどの攻め上がりは求めず(但し吉田さんには味方コーナーキック時には得意のヘッディングを決めてもらいます)、カウンターアタックも含めて、中央はしっかりと守りましょうと言うことです。中央をやられなければ、失点リスクはかなり減らせます。

但し、3バックにも弱点があります。それは、サイド攻撃です。何故なら、グラウンドの横幅を守るのに3人より4人のほうが穴が少ないですよね。そこを攻められるときついですが、そこはスタミナ無限の長友さんと顔からにじみ出るほど献身的な酒井さんが何とかしてくれます。

4バックが一番怖いのは、相手が2トップ(2人のフォワード)やトップ下に強力なプレイヤー(コロンビア代表ハメス・ロドリゲス)がいるときです。

片方のサイドバックが上がった背後をカウンター攻撃などで攻められた時に2人のセンターバックのどちらかが行かなければならなくなります。でも相手は2トップです。その瞬間相手は3人に対して、見方は2人+キーパー。反対側のサイドバックも頑張って中に絞ったが間に合わず。と言った結果になりやすいです。

でも3バックならば、1人のセンターバックがサイドに行ったとしても2人残れます。

ここが大きな違いです。

加えて、攻撃面でもメリットがあります。中盤のサイド(今はウィングバックと言うケースが多いです)プレイヤー。長友さんと酒井さんは、3バックよりも前方でパスを受けやすくなります。

4バックと比べて、ディフェンスが3人のため、必然的に中盤より前のプレイヤーが多いので、前方へのパスコースが増えて、素早く攻められます。

実は、パス回しをスムーズにするために、3バックのメンバーを選びました。吉田さんはセンターバックのイメージが定着してますが、高校時代は、ボランチで活躍してたんですよ。

守備も出来て、攻撃へのスイッチが入れられる3人なのです!!!